魅知国定席《花座》12月下席前半

五日間の私のネタ

初日 一部『井戸の茶碗』 二部『禁酒番屋』 マルトク『風呂敷』
二日 一部『七度狐』 二部『試し酒』 マルトク『芝浜』
三日 一部『猫の災難』 二部『抜け雀』 マルトク『はてなの茶碗』
四日 一部『お見立て』 二部『芝浜』
五日 一部『木乃伊取り』 二部『井戸の茶碗』

次回は四月に独演会でお邪魔致します、まだまだやりたい噺もあります

御来場よろしくお願い致します!

都家歌六師匠のこと

新宿末広亭で私が出した靴を履きながら師匠は
「君は僕に昔の事を聞きたがるけど興味があるのかい?」
と聞かれました

「本を読んでもよく分からない、資料も残っていないような人に興味があるんです」
と答えると
「それじゃ僕とおんなじだ」

ニコッと笑われた師匠の顔が忘れられません

私にとって歌六師匠の生き方は憧れであり指針の一つでありました


レコードにしか残っていない明治大正の芸人の話は勿論、師匠がまだ正式に噺家になる前の名古屋の初代雷門福助門下で小福と名前を貰っていた頃の話
七代目助六、九代目里う馬、立花家万治、橘家米蔵、などなどあまり資料の残っていない芸人の思いで話など根掘り葉掘り色々な事を質問しました

前座仲間や師匠方からは「歌六師匠の話し相手は大変だな」なんて言われましたが私には夢のような時間でした

昭和40年代、三遊亭銀馬の『片棒』が面白いと聞いた師匠はすでに引退していた銀馬を
「私のお客さんに師匠の『片棒』を聞きたがってる人がいるんです」
と嘘をつき勉強会の高座に引っ張り出しました
その時の録音が、恐らく銀馬唯一のライヴ録音ではないでしょうか


五年ほど前に地元の松戸でやっている地域寄席を助けてもらいました
駅まで師匠を送る道すがら「今日はありがとう、友達ってのは良いもんだな」と言って頂きました
五十年以上後輩の私に洒落や冗談でなく本心でそう言ってくれる師匠でした

その地域寄席で師匠は落語『壁金』を一席喋りノコギリを演奏し私と対談までしてくれました
私の手元にはその時に録画した映像があります
師匠も持っていない演芸資料です


数十年後に「僕とおんなじだ」と言えるような後輩が現れたら楽屋で歌六師匠の話を色々したいと思います。

平成29年度『花形演芸大賞』銀賞(3月29日)

この度国立演芸場平成29年度『花形演芸大賞』の銀賞を授賞させて頂きました
何か賞を頂くのは中学生の時の『明るい選挙啓発ポスターコンクール』以来です

今後も御贔屓お引き立て並びに御指導御鞭撻よろしくお願い致します。

平成29年度花形演芸大賞決定のお知らせ

五臓圓(2月14日)

大師匠の八代目助六が演じていた『両国八景』の中に“五臓圓”と言う万能薬が出てきます

その五臓圓を今でも製造販売している大木ヘルスケアホールディングスさんとご縁があり薬事品の商談会(展示会)に夢丸さんと音助さんを連れ見学に行ってきました

体力や脳年齢の測定なども体験でき音助さんは背筋が伸び喜び夢丸さんは脚年齢88才と言われガックリしていました

わざわざ小助六と五臓圓のコーナーまで設けて頂きありがたいやら嬉しいやらでした

《芋井立春落語会》(2月12日)

父親の実家がある長野市芋井地区で落語会を開いて頂きました

出演は私の他に夏の合宿で実家に泊まった事もある鯉橋兄と里光兄に曲芸の初音さん

外は一面の雪景色でチラチラ小雪の舞う中を予想を上回る大勢のお客様に御来場頂き嬉しく楽しくやらせて頂きました

落語や曲芸にも楽しんで頂けたようで安心もし終演後は関係者の方々と打ち上げ

芋井地区住民自治協議会、飯綱ふれあいファーム、芋井公民館、芋井支所、何より御来場頂きました皆様ありがとうございました。